Wednesday, December 29, 2010

正月テレビの楽しみ

毎年年末ともなるとテレビコンテンツは、名ばかりのタレント(才能)達のお遊戯番組の花が咲く。で、年末・正月はもっぱら映画番組中心ののんびりテレビ桟敷になる。

wowowとかスカパーとかで海外ドラマ、もっぱらCSIとかのアクション・サスペンス物になる。そして映画、古典から最新までまとめ見だ。
そこで最近見た映画の中で気に入った映画がある。「96時間」、「パブリック・エネミーズ」そしてちょっと古いが「ターミナル」だ。

「96時間」の監督リュックベッソンはレオンとかトランスポーターでも有名であろう。痛快アクションそのものだ。

「パブリック・エネミーズ」はアメリカギャングのアクションもの。ジョニーデップ主演の実録ジョンデリンジャーのアクションで、ここでキーになるのは音楽。主題歌ではないがとある女性と出会う場面でジャズの名曲「バイバイブラックバード」が流れる。そしてラストではジョンデリンジャーが射殺されその遺言が刑務所にいる彼女へ警部が伝える。「バイバイブラックバード」と。中々感動する。

そして最後にスピルバーグの「ターミナル」。トムハンクスとキャサリン・ゼタジョーズの恋愛風心温まる映画である。ここでもやはりジャズミュージシャンが影の主役。でも、最後にベニー・ゴルソン演奏の「キラージョー」が演奏されるが映画のほとんどはジョン・ウィリアムズの軽快なスクリーンミュージックが作る作曲家はいないであろう。もしいたとしても、プロデューサー・ディレクターが首を縦に絶対ふらない曲風である。流石スピルバーグ、ジョン・ウィリアムズである。

最後に年明けにソフィア・ローレンとマストロヤンニの「ひまわり」がNHK BSでオンエアーされる。昔見て感動した作品。歳をとってまた見たい作品の一つだったのでとても楽しみだ。
これも胸キュンだ。
イタリア映画で出兵先がロシアというものが多い。「ひまわり」そして「ニューシネマパラダイス」とか。ムッソリーニ政権下のイタリアの歴史をちょっと調べてみよう。