Tuesday, August 31, 2010

音楽を題材にした映画 其の1

今日BSでI am samという映画があった。DVDを持っているがやはり見てしまった。ビートルズの音楽がキーワードとなって物語が進んでいく。
サム役ショーン・ペン、ルーシー役ダコタ・ファニング(名子役でかわいい。将来が楽しみだ。)の名演である。挿入音楽(すべてビートルズの曲)と映像が見事シンクロしている。
内容はこうだ。知恵おくれのお父さん、やたらビートルズに関して詳しい。一芸に秀でている。山下清だ。その娘、ルーシーの親権を廻っての物語である。彼にこれからの少女(ルーシー)を育て上げていく事が出来るのか?
裁判で負ける。そして里子に出される。また、弁護士の家庭も対照的に扱われている。健常者の親そして息子、此処にも問題は無いのか?本当に子供の事を思って育て上げているのか?
むしろサム親子の方が純真な心で子供を育て上げていっているのではないか?という命題に立ち向かう。
そして、別れ離れに。しかし、サムは里親のそばに引っ越す。その内に里親も本当の親子の絆に屈しルーシーはサムの元へ。
純真な心の親、生活で四苦八苦するIQの高い親、これら全ての親に対する愛情物語である。そして、ビートルズの曲を知っていれば面白さが倍増する。

Saturday, August 28, 2010

僕の趣味の一つ、チェロ

もう15年前になるが、友人からチェロを購入した。値段は2万円。格安の日本製のチェロだ。
僕はギター・音楽が本職で、同じ弦楽器と言う事もあって割と早く習得できると踏んでいた。

当時、世界的に有名なチェリスト ヨーヨーマの「J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲第1番‬」を弾く事が夢であった。この曲はCMでも多数使われ、クラシックギター、その他の楽器にアレンジされ色々なプレイヤーに愛されている曲である。
そして、楽譜を購入し「いざ!」とんでもなかった。音階がやっとで左手のビブラートと右手のボーイング(弓)がまったく出来なかった。
そんなこんなでチェロを封印した。

そして、今年になって、真剣にやってみようと心に決め、チェロのスクールへ入学しようとしたがあまりにも高額な為あえなく断念。初心者用の楽譜を買い独学で始めている。また、YouTubeでレッスンビデオが結構有るので、併用して練習をしている。
また、チェロのコンディションも気になり、弦を買いにヤマハに行くが、弦一本約10000円。4本で40000円もする。チェロ本体より高くなってしまう。諦める。1000円で松脂を購入。これは、弓にこすりつけて摩擦係数を増やし、弦の振動を増幅させるものである。
まっ、上達したら良いチェロを購入する事にしよう。

当初の目標であった「‪J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲第1番‬」を弾けるまで頑張るつもりであるが、ちょっとレベルが高い。そこで、ヨーヨーマのインタビューでこんな事を言っていた。
「僕の尊敬するプレイヤーにパブロ・カザルスがいる。彼の‪J.S.バッハの‬サラバンド(sarabande)は素晴らしい。彼のように弾ければ。」などとインタビューで語っていた。
この曲は、パブロカザルスが90代の半ば95歳を過ぎても弾いていた曲の一つで、音符が70音符ぐらい、そして、テンポが遅い。
「これだ。」
この曲を目標にカザルス、ヨーヨーマに近づこう。

下の写真は僕のチェロとフラメンコギター。そして、YouTubeはそのヨーヨーマと僕の好きなアーティスト ジェームステイラーのセッション。曲はビートルズ ジョージハリソンの名曲「Here comes the sun」

Sunday, August 22, 2010

有意義な土曜日

今日土曜日、一日掛けて家の片付けごとなどで費やした。
部屋の掃除、洗濯、観葉植物の手入れ、など。
午前中で、だいたい終了し、後は読書に当てる。

最近、アマゾンでの本の購入が盛んで先日も1円の本を2冊買った。こんな値段で買えるのが不思議だが送料で利益を出しているのであろう。送料が300円ほどかかる。自ずと本が違えばアマゾン契約のマーケットプレイス本屋は別々発送となるので仕方が無い。でも、ブックオフなどで本を探す時間などを考慮すれば読者にとってはベストな購入方法である。

アマゾン購入推薦図書の紹介

『クスリのいらない健康法』石原結實(ゆうみ)
低体温は体の免疫力が下がるので、食べるもの、食べ方で、体質改善をしようというもの。
例えば、コーヒーは体温を下げ、紅茶は体温を上げる。一般に、南方産の食物、夏の野菜・果物は体温を下げ、北方産の食物、冬の野菜・果物は体温を上げる、などなど。
僕は、食べるもの、食べ方が一番大切と思っているので参考になれば。

話は変わって、洗濯だ。仕事の関係で頂いたアシモのぬいぐるみ。これも汚れが目立ち始め洗濯機に投入。これが見事、頂いた当初の白色が復活した。
ベランダで日光浴をさせてあげた。

(photoは上下にぼかしを入れ、おもちゃ写真にしてみた。)


Monday, August 16, 2010

我が家の観葉植物

我が家には観葉植物を始め結構多くの緑がある。その中で最長齢はベンジャミンである。
彼は10年前から同居を始め、今は購入した時の面影は無く無造作に葉っぱを付けて未だ元気である。購入当初はベンジャミン特有の枝がくるくるとぐろを巻き、葉っぱはカーリーへヤー見たいに枝の先に鎮座する形であった。
その他、アレカヤシが2本、一年中外気でも育つ枝振りの良い観葉植物。後は小型の物だ。
これらはフラワーショップで購入したのでそれなりの価格(2000〜4000円)であった。
しかし、これ以外は100円ショップを始め低価格の観葉植物屋で買った物が多く、今尚、頑張って枯れずにいる。タロイモ君は一度枯れてしまったが、ほっといたらまた葉を付け頑張っている。オリーブ君も一時葉を全部落としたがこれも元気よく葉が復活した。大きな鉢に変えたらその内実をつけそうな勢いだ。

で、先日、駅前のフラワーショップで購入したシソ・バジル・おくらが元気よく育っている。
彼らは水の管理が難しくちょっと気を抜くと直ぐ枯れてしまう。でも葉っぱが元気無く萎れても水をやれば30分くらいで元気よくなる。彼らは成長が速く、葉っぱを間引かないと良い味の食物とはならず食するより多く葉を間引く。葉というより枝から間引くと行った感じだ。これで見た目がすっきりし、新たな葉を付ける。
シソ・バジルはスーパーで買うより、育てた方が遥かにコストパフォーマンスは良い。これは僕のレコメンドだ。

そして最後に万能ネギ。購入後根っこ以外は食し、根っこの部分を水につけておけばまた数日後食す事が出来る。土に埋めれば数回食す事が出来る。それを買ってみじん切りで終わってはもったいないのである。

Thursday, August 12, 2010

盆週間になると…

僕の仕事は下請け仕事。クライアントあっての仕事となる。彼らが盆で1週間休暇を取ると、盆明けには成果物の提出を迫られる。と言う事は、盆週間は毎年結構忙しい週間となる。

そこで、昨日の打ち合わせで受注した仕事は案の定、休み明けの提出と成った。やれやれ。
ウェブサイトの構築、そしてそれに関わる検索システム自動処理プログラムも作る必要が生じる(後日作成)。これは僕の力ではできない。外注さんの協力が必要となる。これが結構の金額になると想像するがクライアントは予算が無いなどと渋る光景が目に浮かぶ。

さて、盆週間突入の東京ビジネス街は車の量が激減。なんか、気持ちよい風景を醸し出している。
しかし、打ち合わせ場所が変わると(新宿→渋谷)東京の観光地という事も有って、やたら人が多い。歩くたびにイライラしてくる。

打ち合わせ終了後、スタッフと渋谷のサイゼリアで夕食となった。流石渋谷。若いもんしかいない。しかも10代。おっさんは僕らだけ。地方のそれではファミリー層も見受けられるが、格安のファミレス、若者に取っては1000円以内で楽しい食事と会話が獲得できる空間なのであろう。僕ら親父達は一人1500円でワインと食事とたらふくになって岐路に着く。
いつもそうなのだがスタッフと解散すると何か出来事が勃発する。先日は外人の女性と楽しいひと時があったが、今回は違う。

僕の大嫌いな渋谷商店街おやじ達の自警団グループと遭遇。以前テレビで彼らの活動を紹介され、あの高圧的な態度には頭に来た思いがあり、それを目の当たりに見、そして、やり合ってしまった。
彼らの活動は「渋谷を良い街にする」ということであろう。路上喫煙、ポイ捨て、客引き、などを注意し「渋谷を良い街にする」命題を実践している。これに関しては文句はない。が、その上から目線の高圧的態度、自分が警察官に成ったような勘違いを彼らは認識しているのか。

昨年の暮れに村上春樹さんがエルサレム賞受賞スピーチの時、壁側(システム)につくのか、卵(個人、弱い立場の人々)につくのかという内容のスピーチをした、かれは「小説家として卵側につく」と言い放った。

で、今回、矢面に立たされている若者を注意する、というより詰る(なじる)自警団に対し、一喝。すると彼らは僕に対し「なに〜文句あんのかよ〜」と893もどきの高圧的態度。プッツン。僕は冷静に彼らの問題点を彼らに解く。彼らは頭から湯気を出し始めた。そのうちお巡りさんが登場。ことの成り行きを説明し、彼らに謝罪させた。気持ちよい。
あまりにも行き過ぎた自警行為なんともナチ的な態度、僕の今日の締めくくり、ウンザリした一日に成ってしまった。

す〜っと通り過ぎれば良かったかな。

Wednesday, August 04, 2010

素晴らしい青空

昨日今日と素晴らしい青空。地平近くには入道雲、夕方の雷雨を感じさせる。
こんな日は日光浴。
ジリジリと太陽光が迫る。
太陽が呼吸するかのように心地よい風がハンモックと竹製の風鈴を揺らす。
カランコロンと南国の夏を感じる。

で、こんな日は日光浴でしょ、ということでベランダにハンモックを設置。
日光浴の始まりである。部屋から流れるiTuneのハワイアンラジオをBGMに読書に勤しむ。タバコを燻らせ、また、冷えた麦茶を飲みながら。

読書にも飽き、真剣に日焼けをする事にした。真っ裸になり体の至る所に太陽光を浴びせた。あそこもだ。高校時代、部活でインキンになって以来のお日様当てだ。
よいしょと持ち上げる。ルンルン。


Monday, August 02, 2010

心太と冷やし中華

今僕が嵌っているのが心太と冷やし中華だ。

心太をこんなに食すのは生まれて初めてだ。食後のデザートのつもりでスーパーマーケットで買ったのだが、以外や以外、中々良い。腹持ちが良く、栄養価が殆どない。味も三杯酢が支配する。
美味さの善し悪しはこの三杯酢にある。スーパーで色々買ってみたが黒酢バージョンより普通の酢の方が美味しかった。また、心太付きなる道具で押し出された心太を食べたらもっと夏を感じられたであろう。
ここで昔を思い出す。子供の頃、この心太を食べる時、箸は何故か一本。これはどうしてか未だに分からない。名古屋の伝統か?

次に、冷やし中華。
これも色々食した。生麺の物から、乾麺の物、また、タレも色々。そこで僕のお気に入りはこれだ。明星食品の中華三昧 涼麺(リャンメン)という冷やし中華。乾麺も良く、それを長めに茹、定番の具を麺の上に乗せ、最後に付属のゴマだれをかける。
このゴマだれは美味しい。

騙されたと思ってトライしてみては。


アマゾンで初のお買い物

先日、名古屋の高校時代の友人と久しぶりの飲み会をして、オジンの会を設立することになった。その会の名前が「アンクルミート」。
次回の飲み会が8月の半ば、発起人のコピーライターのK氏を始め、名古屋からH氏も参戦する事に成った。H氏は名古屋で骨董屋を数件経営している。彼も趣味が講じて骨董屋という職業を選んだ。もう一人カメラマンのK氏も趣味がそのまんま職業に、僕も音楽家にと、全員趣味と実益が同じなのである。

コピーライターのK氏から、週何回か「アンクルミート通信」なるものが送られてくる。
彼のお気に入りの書籍の紹介がある。その中の一つを指定図書にして次回飲み会の肴にし、一献ということになった。
その指定図書が「ロックンロール・ウイドー」 カール・ハイアセン著という本である。
それを購入するため紀伊国屋に問い合わせてみると既に絶版に成っている。どうしようかと思いヤフオクの書籍を当たってみるとやはり無い。そこで、アマゾン。
すると、あった。アマゾンは新品だけではなく中古も取り扱っている。中古品は個人または街の本屋さん等と提携し WEb上に公開されている。金額300円と送料で500円位。
安い、便利。吉野家状態である。これからもアマゾンを利用しよう。
で、昨日初めてアマゾンから書籍が届き、これから、読破に突入である。

「ロックンロール・ウイドー」 カール・ハイアセン著はアメリカのミステリー小説でミュージシャンの死に関わる内容である。その背景が60年代のアメリカンロックと社会背景で僕らの趣味にどんぴしゃの内容であることから彼が推薦したのであろう。読書感想文を書く、語るなど小学中学の夏休みの宿題以来だ。語り合うのは高校大学以来だ。
なんか、次回飲み会が楽しみになってきた。

Sunday, August 01, 2010

小沢征爾氏の復帰

世界のマエストロ小沢征爾氏が復帰した。現在75歳。癌に於かされ、世界中のクラシックファンに心配を掛けたが、今日の復帰会見となった。音楽好きの僕にとっては、ハッピーなニュースとなった。
来月、サイトウ・キネン・フェスティバルが復帰初演らしい。見に行く事が出来ないが多分NHKで復帰コンサートは放映されるであろう。その日を楽しみに待つ。

小沢征爾氏で思い出すのはボストンフィル時代である。結構長い期間、このオーケストラで常任指揮者として過ごす。
その当時、NHKでその暮らしぶり、活動ぶりを紹介する放送が有った。
それは、タングルウッドコンサートに関してだ。このコンサートは世界的に至極有名で若手ミュージシャンにとっては最高の勉強の場所となる。小沢氏を始め名指揮者・名演奏者の手ほどきが受けられ、最後にボストン市民に勉強成果を披露するというコンサートである。

また、毎年それを楽しみにするボストン市民も幸せな音楽週間を過ごす。クラシック好きだけに留まらず、素晴らしい音楽に触れ合うことが出来るコンサートだ。その番組を見ていて、なんとも羨ましく思った。ボストン市民は幸せだなあ、と思ったものだ。
日本で言うと初夏、軽井沢で気軽にクラシック音楽を楽しむ1週間コンサートということになる。音楽IQの低い日本では到底企画されないであろう。

しかし、最近地方では長野の斉藤記念管弦楽団、石川県金沢のオーケストラ・アンサンブル金沢、東京有楽町界隈のクラシック週間とじわじわと音楽IQレベルは上がってきている。

ボストンフィル、ベルリンフィル ウィーンオペラ歌劇団 非常任では斉藤記念管弦楽団と活躍してきた小沢さんもっと長生きをして良い音楽を届けてください。

また、ベルリンフィルに就任した佐渡豊さん。日本の名マエストロが世界一流の管弦楽団の常任指揮者に席を於く今、日本のクラシックの黄金期を迎えつつある。実に素晴らしい事だ。

辻さんも頑張ってください。