Monday, December 07, 2009

NHKブラタモリからTBS仁の江戸背景

NHKブラタモリという番組がある。東京の在りし日を古地図から紐解いていくと番組である。坂好きのタモリ氏にとって坂の多い東京は好奇心をそそる場所なのであろう。

で、先週、本郷台地が舞台となった。東大周辺からスタートし不忍通りの辺り、ここは台地の谷にあたり川があった場所。昔、下町と山の手の境目であった。これは、千駄木の台地の上に住んでいる友人から聞いた話だ。
番組の〆は聖橋あたり。これは本郷台地の南端にあたる。その下は神田川が流れ、その脇はお茶の水の駅である。古地図を見ると、本郷台地はまだ神田方面に続いている。靖国通り辺りであろう。江戸の治水事業でお茶の水界隈が掘られ神田川は流れを変えた。
そこで、TBSの仁という番組である。仁が回想場面などで登場するメインの場所がある。それは崖の上である。(多分聖橋近く、東京医科歯科大学辺り)眼下に神田川が流れ、その先は江戸の町がある。もし、それが正解ならば江戸の町の先に江戸城があっても良いと思う。また、神田川は左から流れているが、本当は右から流れなくてはならない。

そして、仁の住まいとなっている橘家の屋敷は湯島樹木谷なので、湯島天神とサッカー協会界隈とすると歩いて20分位かと推測する。
また、吉原までは1時間位かかったのではないかと推測する。
NHKブラタモリのおかげで、仁というドラマの地図上の位置関係が明確になった。