Sunday, April 04, 2010

最近気になる日本語(会話編)

何年も前になるが会話の語尾上げが流行った。何もかも疑問符を打つような語尾上げ疑問日本語。
CMにもなったり、僕はたまらなかった。と、思いながら自分で自然と使っていることに気づき、やれやれと思ったことがある。

ゴルフのマスターズが来週から始まる。解説者は多分、中島常幸さんであろう。未だに彼は語尾上げを使用する、と思う。語尾上げ流行が衰退しても毎年マスターズ中継ではそれが聞ける。気にして見ていただきたい。

そして最近また、これに肉薄する気になる日本語が登場しつつある。僕だけが気づいているかどうか分からない。

紹介する。
それは、最後の言葉を伸ばし、伸ばすと母音になるが、それを語尾上げすると言うものだ。例えば、安藤美姫さんのインタビューを思い出して欲しい。よくわかる。
実際にこうだ。
会話編
たとえば~~→↑、わたし~~→↑、こう思うの~~→↑こんな具合だ。芸能人を含め殆どの人がこういう喋り方をする。もう気になりだしたら、気になって気になってしょうがない。
この最後の砦が話すことを生業としている人たちがこれを使い出したら、もう終わりだ。語尾上げの再来だ。

また、インタビューにおける気になること。

それは、「ほんとに」「そうですね」から始まる会話である。これも気になる。
以前は、「そうですね」がダントツのNo.1であったが、岡島投手がメジャーリーグで活躍し始めてインタビューが増えると彼の口癖かどうか分からないが、必ず「ほんとに」から始まるのである。
それ以降、スポーツ選手の使う会話導入語句が「ほんとに」に変わった。