Friday, November 12, 2010

ハーモニカの話

ハーモニカを真剣に練習し始めて2ヶ月が過ぎる。やっとイロハが分かりかけてきた。
優しくおちょぼ口で吹いていては良い音が出ない。出ない音の原因はここにあった。強めのブローイングのおかげでベンディングのテクニックが用意になり、しめしめなのである。ベンディングとは口の中を減圧し音を下げるのである。

ハーモニカには大きく分けて2種類のタイプが存在する。また、クラシック演奏をするタイプも存在する。これは高価で僕の手の届く範疇ではない。この格安版が小学校の時吹いてたシロモノだ。
その2種類、ダイアトニックハーモニカとクロマティックハーモニカに分けられる。前者はブルース・ポップスとかによく使う。フォークシンガーがギターを引きながら吹くタイプだ。これはキーが決まっているのでキーに合わせてそれぞれのハーモニカが必要となる。後者は僕が取り組むタイプになる。クロマチック(全音階)なので一つあれば全ての曲に対応できる。
ドレミファソラシドの配列は小学校のそれと同じで右側のスライドバーを押すと半音上のドレミファソラシドがなる仕組みになる。

練習方法はスケール・アルペジオ練習が主となる。スケールはドレミファソラシド、アルペジオはコードの構成音を順番に吹く。Cだとドミソドというように。この二つはアドリブをする上で最も重要な練習となる。次に必要不可欠のテクニックはアプローチになる。例えば、ミを吹きたいとする。ミの前にレファを付ける。これがアプローチの一例だ。その他に、ファレレ#ミ、レソファ#ファミなど出したい音に上手く着地する方法である。
次は曲に合わせてのアドリブ練習。BGMを流し、ドレミファ・・・とその曲のキー・スケールを探り当てる。などの練習を仕事の合間に行う。

次にYouTubeなので世界各国の一流プロの演奏を聞く。だが残念なのは日本には僕が目指すレベルのアーティストがいない。しかし、地道にジャズハーモニカを探求している人もいる。そこで僕のフェイバリットアーティストはなんといってもトゥーツ・シールマンだ。
彼はもうおじいさん。だが、現役バリバリで世界各国でコンサート活動している。クインシージョーンズ、パットメセニー、etc.超有名なセッションにも参加している。また、ブラジルには数多くのハーモニカアーティストが居ることが分った。ボサノバなどで良く使われるので分るような気がする。そのブラジルでWim Dijkgraaf(発音が分からない)というアーティストが今僕のフェイバリットアーティストである。YouTubeを見ながらコピーをしているのが今の練習となる。ムズイ。

目標の2年後のプロハーモニカ奏者デビューに向けて頑張りたい。