Saturday, August 28, 2010

僕の趣味の一つ、チェロ

もう15年前になるが、友人からチェロを購入した。値段は2万円。格安の日本製のチェロだ。
僕はギター・音楽が本職で、同じ弦楽器と言う事もあって割と早く習得できると踏んでいた。

当時、世界的に有名なチェリスト ヨーヨーマの「J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲第1番‬」を弾く事が夢であった。この曲はCMでも多数使われ、クラシックギター、その他の楽器にアレンジされ色々なプレイヤーに愛されている曲である。
そして、楽譜を購入し「いざ!」とんでもなかった。音階がやっとで左手のビブラートと右手のボーイング(弓)がまったく出来なかった。
そんなこんなでチェロを封印した。

そして、今年になって、真剣にやってみようと心に決め、チェロのスクールへ入学しようとしたがあまりにも高額な為あえなく断念。初心者用の楽譜を買い独学で始めている。また、YouTubeでレッスンビデオが結構有るので、併用して練習をしている。
また、チェロのコンディションも気になり、弦を買いにヤマハに行くが、弦一本約10000円。4本で40000円もする。チェロ本体より高くなってしまう。諦める。1000円で松脂を購入。これは、弓にこすりつけて摩擦係数を増やし、弦の振動を増幅させるものである。
まっ、上達したら良いチェロを購入する事にしよう。

当初の目標であった「‪J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲第1番‬」を弾けるまで頑張るつもりであるが、ちょっとレベルが高い。そこで、ヨーヨーマのインタビューでこんな事を言っていた。
「僕の尊敬するプレイヤーにパブロ・カザルスがいる。彼の‪J.S.バッハの‬サラバンド(sarabande)は素晴らしい。彼のように弾ければ。」などとインタビューで語っていた。
この曲は、パブロカザルスが90代の半ば95歳を過ぎても弾いていた曲の一つで、音符が70音符ぐらい、そして、テンポが遅い。
「これだ。」
この曲を目標にカザルス、ヨーヨーマに近づこう。

下の写真は僕のチェロとフラメンコギター。そして、YouTubeはそのヨーヨーマと僕の好きなアーティスト ジェームステイラーのセッション。曲はビートルズ ジョージハリソンの名曲「Here comes the sun」