Monday, May 24, 2010

Marie Digbyという女性歌手

最近、お気に入りの歌手がいる。Marie Digbyという女性歌手である。友人のK氏からのレコメンドだ。日系アメリカ人で中々の美形で日本のレコード会社もこれをほっとくわけにはいかない。エイベックスがツバを付けた。僕はエイベックス以外の会社にツバを付けて欲しかった。が、結局、ヒットを出す会社はアンテナもちゃんとしているようだ。

Marie Digby(マリエ・ディグビー)は、アメリカで数枚、日本ではエイベックスから1枚アルバムを出している。その中に椎名林檎の「ギブス」という曲をレコーディングしている。これは良い。是非聞いていただきたい。詩がきちんと伝わる。曲にマッチした歌詞が聞けるのは人生の中で数回の事である。その一回がこの「ギブス」である。久しぶりに日本の曲をリピートして聞いた。その前は何だったか・・・・多分、松本隆・筒美京平コンビの何かであろう。

僕は、曲の善し悪しのプライオリティは曲→歌詞であると思っている。いくら良い歌詞でも曲が良くなければ音楽として成り立たない。逆に曲が良くて歌詞がへなちょこでもヒットする。
しかし、この二つが化学変化すれば本当の名曲となる。と信じている。
僕はこんな理由で「夏の思い出(夏がくれば 思い出すはるかな尾瀬)」が好きだ。

フィリピン歌手プロジェクトのレコーディングの時、こんな話で盛り上がった。
日本の歌手でうまい人は?という話題。
共通のフェイバリット歌手は椎名林檎に落ち着いた。椎名林檎は飛び抜けて歌はうまく、作曲・作詞能力も秀逸で、良い。
下手はいっぱいいるのであえて話題にならなかった。
許せない歌手は?この話題に僕とカメラマンの兼氏は和田・・子という事で落ち着いた。皆さんは納得いかないと思うが許せないのである。
ソウルが歌える歌手というのは眉唾門が多い。彼女の他にもう一人クレイジーケンバンドのケン氏、これはもう、演歌に他ならない。

こんなイメージを持ってMarie Digbyを聞いてほしい。一聴の価値あり。