Tuesday, March 01, 2011

村上春樹さんの「雑文集」に

大学時代の友達が村上春樹さんの「雑文集」というエッセイの中に登場した。まっ、びっくりである。
彼は国立音大で大学の頃から、JAZZに没頭していた。また、スゴテクの持ち主であった。

僕は吉祥寺の大学でジャズ研。僕が在籍していた時代のジャズ研はレベルはダントツの一番であった。その証拠にすべてのジャズ研メンバーが今尚、現役で活躍しているのである。驚きである。そんな我校のジャズ研に彼は参加していた。その頃から阿保仲間となった。

70年代は中央線沿線がジャズのメッカであった。その中心が新宿だ。Pit Innを中心に数多くのライブハウス(タローなど)、ジャズを流すお店(DIG DUG チグサetc…)そのジャズバカの流れは中央線に乗って下っていく。
高円寺では次郎吉、荻窪はグッドマン、西荻はアケタの店、国分寺は村上春樹さんのお店、そして吉祥寺。
ここは新宿に負けないくらいジャズの盛んな街である。その当時はライブハウスはなく、ジャズ喫茶が乱立していた。ファンキー、メグ、アウトバック、ファミリー、モア、西洋乞食etc..
また、高田渡さんというフォークの神様が住んでいたのでフォークの街としても至極有名である。

吉祥寺は音楽の街であった。

そんな折ファンキーのマスターがライブハウスを作る。それが現在でも続くサムタイムである。今でも知り合いが多数出演している。オープンした頃はエッセイに登場する彼などは良く出演していた。

彼とはそんな連絡は取っていないが、ライブ情報などで彼の演奏を聞きに行くくらいだ。
春樹ファンの僕にとって、友達が登場したことはなんかうれしい気持ちになる。