Wednesday, June 16, 2010

南千住・町屋探訪(私的ちい散歩)

先日、ゴルフの友人から仕事の依頼があり、本日、打ち合わせの為に三河島(常磐線)の友人事務所に向かう。早速に打ち合わせを終え、ついでという訳ではないがご近所探索に向かう。

歩いて南千住界隈、僕が覚えている南千住は東京球場だ。今は存在しないが、草野球場などを含むスポーツ施設に。当時、1960年代、今までに無い球場だという記憶がある。今のロッテが本拠地にしていたと思う。有藤選手の時代だ。僕の想像だがこの近辺は国鉄の跡地がやたら広かったと思われる。駅の北口東口か分からないが、立派なマンション群が建ち並びモダンなショッピングモールも出現し、南千住ニューエイジコミュニティを形成している。

次に、思い立って、昔、彼女がいた町屋に向かった。向かった理由は、美味しい中華屋があるからだ。地図を見ると都電の三ノ輪駅が近い。しかし、南千住野駅前からコミュニティバスがありそれに乗る。バスは細かい道を進み、町屋駅前に着く。その間、隅田川沿いを走ったり、またしてもご立派なマンション群の間を抜けたりとバスマニアにはたまらないコースであった。

その中華屋は「清津」という。京成線町屋駅脇のちっちゃな店だ。10人も入れば満杯である。おばあちゃんとたぶんその娘さんで経営している。
お薦めは、中華丼とアサリと青梗菜のラーメンである。とくにアサリと青梗菜ラーメンは絶品である。800円でこの味、この具の多さ、あさりだけでもスーパーで500円程度の量だ。店の人に聞くともうけ無しだそうだ。久しぶりのご機嫌ラーメンを食した後、写真を撮るのを忘れてしまった。次回、行ったときに収めるとしよう。

そして、店の近所に銭湯は無いかと聞くと「ある。」と返答がある。そこで、銭湯好きな僕は迷う事無く向かう。バッグの中はいつも銭湯パックがある。

下町の銭湯っぽく、壁には富士山、庭には、縁側があり、鯉がおよぐちっちゃな池がある。ここで煙草が吸える。早速に体を荒い、サウナ・ジェットバス風呂、白濁色の温泉チックな湯と堪能し第1ラウンドを終える。そして、第2ラウンド前に縁側でタバコを燻らす。隣のおじちゃんと世間話。昔の町屋界隈の話が興味深かった。
その昔、町屋界隈は独特の臭いが街を覆ていたらしい。それは、屠殺場、なめし革屋が多く、その臭いが街中に漂っていたらしい。現在でもなめし革屋は多いと聞く。また、有名な火葬場もあったそうだ。ネットで調べると町屋火葬場は江戸五三昧(ざんまい)の歴史を伝えるらしい。江戸五三昧とは、千駄木・桐ヶ谷・渋谷・炮縁新田・小原塚(町屋に移転)にあった火葬場をいう。
てな具合で、おじさん会話は終了し、第2ラウンドのサウナへ。気持ちい~~い。
最後に、町屋駅前の有名な今川焼屋へ行くが閉まっていた。残念。

今日の探訪時間3時間・歩いた距離不明・満足度99%であった。次回は未定。では。