Wednesday, February 17, 2010

冬季オリンピックで一番楽しむ選手達は?

4年に一度のオリンピック、それに向けて切磋琢磨する選手達。アスリートの最終目標がオリンピックの金メダル。是非とも取ってもらいたいと思う。
オリンピック期間は2週間、このオリンピック期間一番有意義にオリンピック体験をしている選手は誰か、と思う。

モーグルの上村愛子さんは開会式、明日のモーグル予選・決勝と日程が続く。で、彼女のオリンピックでの競技時間は予選の約28秒、決勝の約28秒。1分弱。これで終わりだ。
なんと短いオリンピック期間。本人にしてみれば4年に一度のオリンピック、もっと味わっていたいと思うのではないか。
例えば、予選と決勝を別の日にするとか?また、ゴルフのように予選ラウンド2日、決勝ラウンド2日と4日かけて勝敗を決するような対策は無いかと思う。後は旦那の応援だけだ。

そこで、一番オリンピックライフをエンジョイしている選手たちはというと、女子カーリングであろう。

女子カーリングは予選リーグは10カ国、総当たりのリーグ戦。この日程は8日間(1日2試合の日が2日)と準決勝・決勝と都合10日間。競技を行う。後は閉会式。殆どすべてオリンピックに参加できるのである。カーリングはスポーツと呼ぶには疑問を持つ方も多いと思うが、10数キロのストーンを16回投球することと箒で氷面を磨く作業だけだ。これは翌日の体力消耗等起こりえない。精神面だけだ。
また、カーリングと同じように長い期間を要するのはアイスホッケーだが、アイスホッケーの体力消耗度は半端ではない。なにせ一分持たないのだ。だから、回復を含め期間が長いのは分かる。
つくづく、カーリングは特殊で、選ばれた選手達はエンジョイオリンピックであろう。

そこで、カーリング初日。対USA。 カーリングの醍醐味を感じた一戦であった。点の取り合い、戦略性、数ミリ単位の勝敗。と実に楽しかった。この調子で全勝で決勝に勝ち進んでほしいものだ。