初めて政治について語る。
政治には道理の行かない事が多々あるが中々自分の中での咀嚼度指数が低いので政治に関するブログは遠慮して来た。
そこで今回、普天間問題をちょっと自分なりに整理してみた。
昨年の総選挙のおり、鳩山氏は沖縄において普天間問題の解決を目指す演説をした。それは沖縄県内から県外そして国外へ移転するという物だ。
ついにパンドラの箱が開らかれた。その甲斐合って、見事民主党は政権を奪取する。
でも、まだ、世の中はパンドラの箱が開かれたとは思っていない。
前自民党はこのパンドラの箱を閉じたまま、辺野古への移転を進めほぼ合意に至っていた。閉じたまま。
そこでパンドラの箱とは?
ギリシャ神話で神ゼウスは巨人プロメテウスに粘土を使って我々に似た生き物を作らせた。ゼウスは命を吹き込んで人間と名付けた。
次にプロメテウスに人間に知恵(火を使う事意外)を授けるよう命ずる。。火は神々だけが使える特権であった。
プロメテウスは弟エピメテウスにその人間の素晴らしさを解く。そしてついに人間に火を与える事をも伝える。
やがてそれを知ったゼウスはプロメテウスを鳥葬に。
ゼウスは職人の神、へパイストスに命じ女神パンドラを作らせる。そして、エピメテウスの所へ連れて行く。
エピメテウスはパンドラの美しさに心を奪われ、自分の妻とする。
エピメテウスの家には兄が残していった黄金の箱があった。その箱の中は、病気、盗み、ねたみ、憎しみ、悪だくみなど、この世のあらゆる悪が閉じ込められていて、それらが人間の世界に行かないように封印していた。
兄は弟に「この箱だけは、決して開けてはならない」と伝えていた。しかし、パンドラが開封を懇願したのでついにその箱を開くとにする。
そのとたん、箱の中からは病気、盗み、ねたみ、憎しみ、悪だくみなどのあらゆる悪が、人間の世界に飛び散る。
あわてて閉めようとするその時、
か細い声で「わたしも、外へ出してください・・・」「お前は、誰?」とパンドラが尋ねる。「わたしは、希望です」と、中から声がする。
実はプロメテウスが、もしもの為に箱に忍び込ませておいたもの。
こうして人間たちは、たとえどんなひどい目にあっても、希望を捨てぬようという話である。
話を戻そう。
このどたばた劇、以前のまま、自民党が政権を握っていればどうなっていたのか?着々と辺野古移転がなされていた。沖縄県民に多大な迷惑をかけながら。そして日本国民は当然のごとく知らんぷり、遠い海の向こうの出来事と感じていた。しかし、今回、鳩山氏が県外国外と言い出した事で、否が応でもそれが日本全国に広がった。そして彼は沖縄県民を騙した張本人と火祭りにあげられている。どの政党がこの問題に直面しても同じ答えになってしまうと推測する。
例えば、社民党の福島さん、県外国外と叫ぶより、代替案を一度でも提唱した事があったか。無い。何時も抽象的な県外国外と叫ぶだけ。誰でも出来る。そんな総花的言葉の裏打ちが鳩山首相の沖縄訪問の後の知事やら地元住民との握手。偽善に満ちている。もし、閣僚の一員で、党首という立場を鑑み、もっと良い可決はなかったか?
例えば、「総理は辺野古移転を決めた。社民党としては反対だが、閣僚の一員ということを鑑み、一時辺野古へ移転して、より良い解決策を提案し、基地を国外に移転する。これを社民党のライフワークとする事を約束する。」とか何とか発言して、政府の後押しを期待した。でも、ピストルでバンバン攻めまくった。背中から。背中から。
その次の日、この問題で全国知事会が招集された。出席率は低く、意見も低迷に終わった。対岸の出来事と決め込んだアホな首長が集まった。宮崎は口蹄疫問題で欠席、これは許そう。それ以外は日本国民として恥ずかしいとは思わないのか?ただ一人、橋本氏だけ応援歌を奏でていた。誠に男らしいし真に日本の事を思った首長であった。ひどかったのは、千葉の森田、何言ってんの。「今この時期にこんな問題押し付けて」見たいな発言をしていた。今この時期だからこそではないか。
しかし、一番の問題はやはり鳩山氏だ。ふんどしをきゅっきゅっと絞めてやっていたら、こんな問題は起こらなかった。無知を隠していてはだめだ。民主党にはブレーンが多数いるのになぜ。計算深い党首は金銭トラブルと選挙活動に一生懸命でそれどころではないだろうが、他に前原・岡田・細野・・・・いっぱい良い知恵袋はいるではないか。
で、今さらだけどもしかしたら今でも間に合う僕の普天間移転問題の解決案。
1.普天間基地はそのままに、普天間基地の周りの住民を移住させる。沖縄のとある場所にビバリーヒルズみたいな新しいダウンタウンを創出する。デザインは安藤孝雄。インフラ面はすべて超一級。ヘリやら騒音やら兵隊さんの不祥事とかではなく沖縄県民の移動だ。だから、辺野古の近くに来ても辺野古住民は文句は無いはずだ。
2.沖縄の税金(住民税・法人税)は全て免除。その住民税は負担は沖縄県以外の都道府県が賄う。法人税が免除された事で企業誘致が進み、雇用が生まれ、万々歳の沖縄が生まれる。ハワイに行かなくても沖縄へ。
この2点で全て解決。
ここで言いたいのは、発送の転換である。
民主の代替案は自民の模倣であり、自民14年前にこのような代案を出していた。また、一般国民にその経緯を示していなかったので民主の代替と思っていた。
その経緯から見て、他の地域の移転はほぼ不可能。
僕は今でも民主党を信じる。ノータリンの坊ちゃん首相が今後、どのようにこの局面を乗り越えていくか楽しみである。社民党とは縁を切ってください。お願いします。
彼が開けてしまったパンドラの箱、今は苦しみの言葉しか出てきていないが、「希望」が控えています。それを閉じてはだめです。
プロメテウスが仕組んだ「希望」を信じ、焦らず揺らがず邁進していただきたい。
政治には道理の行かない事が多々あるが中々自分の中での咀嚼度指数が低いので政治に関するブログは遠慮して来た。
そこで今回、普天間問題をちょっと自分なりに整理してみた。
昨年の総選挙のおり、鳩山氏は沖縄において普天間問題の解決を目指す演説をした。それは沖縄県内から県外そして国外へ移転するという物だ。
ついにパンドラの箱が開らかれた。その甲斐合って、見事民主党は政権を奪取する。
でも、まだ、世の中はパンドラの箱が開かれたとは思っていない。
前自民党はこのパンドラの箱を閉じたまま、辺野古への移転を進めほぼ合意に至っていた。閉じたまま。
そこでパンドラの箱とは?
ギリシャ神話で神ゼウスは巨人プロメテウスに粘土を使って我々に似た生き物を作らせた。ゼウスは命を吹き込んで人間と名付けた。
次にプロメテウスに人間に知恵(火を使う事意外)を授けるよう命ずる。。火は神々だけが使える特権であった。
プロメテウスは弟エピメテウスにその人間の素晴らしさを解く。そしてついに人間に火を与える事をも伝える。
やがてそれを知ったゼウスはプロメテウスを鳥葬に。
ゼウスは職人の神、へパイストスに命じ女神パンドラを作らせる。そして、エピメテウスの所へ連れて行く。
エピメテウスはパンドラの美しさに心を奪われ、自分の妻とする。
エピメテウスの家には兄が残していった黄金の箱があった。その箱の中は、病気、盗み、ねたみ、憎しみ、悪だくみなど、この世のあらゆる悪が閉じ込められていて、それらが人間の世界に行かないように封印していた。
兄は弟に「この箱だけは、決して開けてはならない」と伝えていた。しかし、パンドラが開封を懇願したのでついにその箱を開くとにする。
そのとたん、箱の中からは病気、盗み、ねたみ、憎しみ、悪だくみなどのあらゆる悪が、人間の世界に飛び散る。
あわてて閉めようとするその時、
か細い声で「わたしも、外へ出してください・・・」「お前は、誰?」とパンドラが尋ねる。「わたしは、希望です」と、中から声がする。
実はプロメテウスが、もしもの為に箱に忍び込ませておいたもの。
こうして人間たちは、たとえどんなひどい目にあっても、希望を捨てぬようという話である。
話を戻そう。
このどたばた劇、以前のまま、自民党が政権を握っていればどうなっていたのか?着々と辺野古移転がなされていた。沖縄県民に多大な迷惑をかけながら。そして日本国民は当然のごとく知らんぷり、遠い海の向こうの出来事と感じていた。しかし、今回、鳩山氏が県外国外と言い出した事で、否が応でもそれが日本全国に広がった。そして彼は沖縄県民を騙した張本人と火祭りにあげられている。どの政党がこの問題に直面しても同じ答えになってしまうと推測する。
例えば、社民党の福島さん、県外国外と叫ぶより、代替案を一度でも提唱した事があったか。無い。何時も抽象的な県外国外と叫ぶだけ。誰でも出来る。そんな総花的言葉の裏打ちが鳩山首相の沖縄訪問の後の知事やら地元住民との握手。偽善に満ちている。もし、閣僚の一員で、党首という立場を鑑み、もっと良い可決はなかったか?
例えば、「総理は辺野古移転を決めた。社民党としては反対だが、閣僚の一員ということを鑑み、一時辺野古へ移転して、より良い解決策を提案し、基地を国外に移転する。これを社民党のライフワークとする事を約束する。」とか何とか発言して、政府の後押しを期待した。でも、ピストルでバンバン攻めまくった。背中から。背中から。
その次の日、この問題で全国知事会が招集された。出席率は低く、意見も低迷に終わった。対岸の出来事と決め込んだアホな首長が集まった。宮崎は口蹄疫問題で欠席、これは許そう。それ以外は日本国民として恥ずかしいとは思わないのか?ただ一人、橋本氏だけ応援歌を奏でていた。誠に男らしいし真に日本の事を思った首長であった。ひどかったのは、千葉の森田、何言ってんの。「今この時期にこんな問題押し付けて」見たいな発言をしていた。今この時期だからこそではないか。
しかし、一番の問題はやはり鳩山氏だ。ふんどしをきゅっきゅっと絞めてやっていたら、こんな問題は起こらなかった。無知を隠していてはだめだ。民主党にはブレーンが多数いるのになぜ。計算深い党首は金銭トラブルと選挙活動に一生懸命でそれどころではないだろうが、他に前原・岡田・細野・・・・いっぱい良い知恵袋はいるではないか。
で、今さらだけどもしかしたら今でも間に合う僕の普天間移転問題の解決案。
1.普天間基地はそのままに、普天間基地の周りの住民を移住させる。沖縄のとある場所にビバリーヒルズみたいな新しいダウンタウンを創出する。デザインは安藤孝雄。インフラ面はすべて超一級。ヘリやら騒音やら兵隊さんの不祥事とかではなく沖縄県民の移動だ。だから、辺野古の近くに来ても辺野古住民は文句は無いはずだ。
2.沖縄の税金(住民税・法人税)は全て免除。その住民税は負担は沖縄県以外の都道府県が賄う。法人税が免除された事で企業誘致が進み、雇用が生まれ、万々歳の沖縄が生まれる。ハワイに行かなくても沖縄へ。
この2点で全て解決。
ここで言いたいのは、発送の転換である。
民主の代替案は自民の模倣であり、自民14年前にこのような代案を出していた。また、一般国民にその経緯を示していなかったので民主の代替と思っていた。
その経緯から見て、他の地域の移転はほぼ不可能。
僕は今でも民主党を信じる。ノータリンの坊ちゃん首相が今後、どのようにこの局面を乗り越えていくか楽しみである。社民党とは縁を切ってください。お願いします。
彼が開けてしまったパンドラの箱、今は苦しみの言葉しか出てきていないが、「希望」が控えています。それを閉じてはだめです。
プロメテウスが仕組んだ「希望」を信じ、焦らず揺らがず邁進していただきたい。