Thursday, March 10, 2011

久しぶりの本格的スタジオレコーディング

一週間のご無沙汰です。と言っても最近、書き込んでいません。色々、忙しくなってきまして、てんてこ舞いの3歩手前まで来ています。
で、本日、ず~っと続いた作曲作業、打ち込み作業、演奏作業が終わり、本日、トラックダウンの日となり、やっとこさ解放されます。
終わったら、パンパンに張った背中を優しくいたわってやりませう。

ところで、その音楽制作は某家電メーカーの裸眼3Dテレビの海外用PV(販促ビデオ)の音楽であります。音楽で世界を旅をする、みたいな内容で1曲とはいえ沢山盛り込んだ曲です。まあ大変。コンピュータとのやり取りで、姿勢の悪い僕は背中が張っちゃってもう歩くのも一苦労なのです。来週が心配である。

一昔前(コンピュータの無い時代)は、作曲して各パートの譜面を作成して、そんでもって、スタジオに出向き、いっぱいのミュージシャンの中心となって棒(タクト)を振っていた。緊張感の中の仕事でとても充実していた。
秋山音楽事務所が大繁盛していた時代だ。

それから、時代は進み、各ミュージシャンの役割がコンピュータに変わった。MIDIデータを作成するということである。今の通信カラオケのデータみたいなものを作る作業である。でも、レコーディングはコンピュータ、シンセを持ち込まないといけない。とても苦労した時代だ。

そして今、自宅スタジオで作曲、演奏をし、自宅でオケの完成。プリプロまでであるが。MIDIデータから波形データに納品形態が変化した時代。携帯の着メロ状態である。なので、USBメモリがあれば電車で移動可能。重要なパートだけミュージシャンに来てもらい演奏してもらうということとなった。

誠に便利な世の中だ。便利すぎて、基礎がな無いミュージシャンが蔓延してしまったが。