Friday, January 28, 2011

音楽の謎解きを始めよう。その1ドミソ

ついでに音楽の話をしよう。
音楽理論は決して難しくなく理路整然と数学の公式のようになっている。
その一番の基本がドミソだ。jazz理論ではこれをトライアードという。数学の公式が複雑化してくるとこのトライアードを利用することによって謎解きがすぐ解明できるである。

そのドミソはこんな仕組みになっている。
3度の音程の積み重ねである。3度は2種類ある。長3度と短3度である。ピアノの鍵盤を思い出してほしい。
白鍵のドとミ。長3度は長2度と長2度の組み合わせ。ドとレの間に黒鍵がある。この間隔を長2度である。レとミの間にも黒鍵がある。
この間隔でできるドミを長3度という。
次に白鍵のミとソ。ミとソの間にファがある。ミとファの間に黒鍵はない。この間隔を短2度という。そしてファとソの間隔には黒鍵がある。長2度である。
この間隔でできるミファを短3度という。
ということはドミソを構成する3度の組み合わせは4種類存在する。
長3度と短3度、短3度と長3度、長3度と長3度、短3度と短3度となる。
長3度と短3度は長3和音(メジャートライアード)♪幸せは歩いてこない♪の明るいイメージ
短3度と長3度は短3和音(マイナートライアード)♪上野発の夜行列車♪の暗いイメージ
短3度と短3度は減3和音(ディミニッシュトライアード)♪サスペンスもの不安なイメージを醸しだす響き。彼の言う「ゲゲゲの音階」
長3度と長3度は増3和音(オーギュメントトライアード)♪NHK教育テレビの理科の実験の時に流れる♪ポロロ~ンと増3和音「コウジ君どう思うかな~」などと問いかける解決が見えない時のイメージで使う。また、鉄腕アトムのイントロにも使われている。

音楽の基本はドミソ。ドミソは9x9である。

説明が悪くて難しく思われたらごめんなさい。