Tuesday, August 31, 2010

音楽を題材にした映画 其の1

今日BSでI am samという映画があった。DVDを持っているがやはり見てしまった。ビートルズの音楽がキーワードとなって物語が進んでいく。
サム役ショーン・ペン、ルーシー役ダコタ・ファニング(名子役でかわいい。将来が楽しみだ。)の名演である。挿入音楽(すべてビートルズの曲)と映像が見事シンクロしている。
内容はこうだ。知恵おくれのお父さん、やたらビートルズに関して詳しい。一芸に秀でている。山下清だ。その娘、ルーシーの親権を廻っての物語である。彼にこれからの少女(ルーシー)を育て上げていく事が出来るのか?
裁判で負ける。そして里子に出される。また、弁護士の家庭も対照的に扱われている。健常者の親そして息子、此処にも問題は無いのか?本当に子供の事を思って育て上げているのか?
むしろサム親子の方が純真な心で子供を育て上げていっているのではないか?という命題に立ち向かう。
そして、別れ離れに。しかし、サムは里親のそばに引っ越す。その内に里親も本当の親子の絆に屈しルーシーはサムの元へ。
純真な心の親、生活で四苦八苦するIQの高い親、これら全ての親に対する愛情物語である。そして、ビートルズの曲を知っていれば面白さが倍増する。